ご無沙汰しております
摂食学び心理士さゆりんです
久しぶりの投稿で…いろいろと考えさせられる期間でした
正直このまま継続しようか悩んでいた時期でもあります
私にできる事…私と関わる方には、幸せに気付くことができる思考へと変化してもらっています
少し時間はかかるかもしれませんが、まずは気付く事、自分を許す事、自分を大切にする事
色んな事がありますが、摂食障害を持つ親御さんには幸せになって欲しいです。もちろん当事者も。
以前、私も辛く、苦しい思いをしたからこそ・・私はそんな親御さんを応援したいと思い、この活動をしています。
摂食障害の我が子を支える為にも、少しでも早く我が子を病気から改善へと導きたいと思う気持ちの為にも、親として出来る事は何だろう~と、こうやって学ぶ姿勢でブログを読んで下さるあなたに向けて・・・私は活動を続けていこうと思っています。
前置きが長くなりましたが、今回は
摂食障害における「依存しやすいもの」お伝えします
☑体重や体型への執着
→ 数字に安心を求め、「痩せていれば価値がある」と感じてしまう。体重計に乗る事で0.1キロでも減っていると、自分の努力が達成されている感覚 私の娘も体重計に乗ってました。通院の時は、毎回娘は病院で計測していました。時に娘が体重の数値をみたくない時は、後ろ向きで計測していたようでした。我が家は体重計を捨てることなく乗り越えました。
☑食べ物のこだわり・カロリーのコントロール
→こだわりの食品、 「カロリーをコントロールできていること」が自己価値のようになってしまう。摂食障害は、食事のコントロールが難しい分、コントロール出来ている事は安心できている状態。私の娘も拒食症の時には、カロリー表示があるものを購入し、安心して食べていた時期はありました。食べるもの、食べ方にもこだわっていました。その食品を求めてお店をはしごして探したり、結構いいお値段の要求で困りました・・・(;^_^A
☑運動や消費行動への強迫的な依存
→ 食べた罪悪感を「消費しなきゃ」で打ち消そうとする。私の娘は、チューイング(噛んで出す)やひたすら歩いたり、浣腸、下剤、筋トレも凄かったです。見ていて痛々しい感じでした。私も過活動でひたすら歩く娘と一緒にお散歩ウオーキングしてすっかり私もスリムな体型になりました・・・・あ~今はすっかり私も娘も体型が戻るという不思議な状態 親子って似てるな~と思いました
☑“完璧”であろうとする思考
→ ミスや甘えを許せず、自分を常に厳しく追い込む。これは、白黒思考も含まれます。完璧でないと許せないので、行動しなかったり、筋トレも辛いのに最後まで自分を追い込んでいました。行動もやり始めたらとことんやり尽くす…ストイックでした~今では、考えられないほどの行動力。人って秘めた行動力を持っているものですね・・・・今は~ま~いいか(笑)精神…それもどうなの?
☑人の評価・まわりの反応
→ 「認められたい」「否定されたくない」という強い不安から行動を選んでしまう。承認欲求も含まれます。ちょっと他の人の話をしただけで、比べられた!と、険悪な雰囲気になって、対応が大変でした。きょうだい間のトラブル・・・どっちの味方になっても大変💦仲裁に入らない方がいい!!これは、声を大にしてお伝えします。きょうだい喧嘩も大切な経験ですね。
☑特定のルーティン・儀式的行動
→ 安心を得るために、同じ順序や食べ方にこだわるようになる。決まった行動、決まった時間、決まった食べ物そんなルーティンこそが安心な状態…この状態では変化がなくいつまでも続いてしまいますね…安心、安全なルーティンですが、それだと進化するタイミングがありません。イレギュラーな事が起きる事で人は経験し、成長していきます。是非!少しでも、一ミリでも変化ある行動を選んでいきましょう。
☑SNSや情報への依存
→ 他人の体型や食事内容を見て、自分と比べてしまう。今は、どんな写真でも加工ができる時代。どんな体型でも変化出来でしまう…それを本気で比較していては…危険ですね。現在は、スマホでいつでも見れる状態で、制限も難しいですね…私の娘も病的思考の時は、食べ物の映像ばかりをみていましたね
☑“わかってくれる誰か”への依存的な関係
→ 支えてくれる人に強くしがみつき、自立が難しくなることも。これは、安心な相手ならいいのですが、褒めてくれて、認めてくれて、相手の気分をあげてくれる俗に言う「ホスト」の様な方に依存をして、高額な支払いをしてしまう・・・そんな話も珍しくありません。私の娘は・・・「推し」に夢中になってしまう傾向がありますが、楽しめる程度ならいいかな・・・と思っていますが・・・ 今は、推しにも投げ銭機能があるので、お金がかかる・・・うちは、時に娘とコミュニケーションをとりながら~話を聴いています。心配は尽きませんね…
☑「治らないかもしれない」というあきらめの感情や、自責思考のループ
→ 回復の途中で、希望を手放しそうになる心のクセ。「どうせ…」「私なんか…」等、自分を責める思考のクセ。何を言っても自己否定してくる娘にため息が出た時がありました。必ず治る!!私は目標を決めて行動しました。娘の気持ちや行動は変える事は出来ないので・・・私は、私が出来る事を続けて精一杯行動しました。目的・目標を持って行動を続けた結果~私の夢は叶いました。娘は娘のペースで大丈夫。私は私の行動をする事。しっかりと目的・目標を明確化することですね。
これらは「悪いこと」ではなく、心ががんばってバランスを取ろうとしてきた結果でもあります。
だからこそ、批判せず、少しずつ「違う支え方」や「安心の土台」に置き換えていくことが大切なのだと思います。
病気によって依存している事は、他に楽しい依存先を沢山作る事だとわたしは思います。ガチガチに決まったルーティンをイレギュラーなイベントなどで少しづつでも崩していけると~また、新しい自分に出会う事で成長すると思います
何事も経験!!いろんな事にチャレンジ出来る様にチャレンジ精神をもってやってみてくださいね。人それぞれ回復方法は違います。家族のみの関わりでは、視野が狭くて情報が偏ってしまいがち・・病院だけではなく、摂食障害に対して理解があるカウンセラーや支援者等、広く助けを求める事が早期回復へとつながります。
お困りな方は、公式ラインで学びのサロンやお茶会等、毎月企画しています。
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